雪の大谷ウオ−ク
 2003年4月29日
 
立山・雪の大谷
 春の立山を訪れる誰もが驚く圧倒的な雪壁の道。純白の平原を一ヶ月半もの間除雪し続け切り開いた道の両側に、高さ10m以上の巨大な雪壁がそびえ立つ『雪の大谷(標高2390m)』は、自然がつくりだす、幻想的な世界を堪能することが出来ます。
 この「雪の大谷ウオーク」は4月20日〜4月30日の間立山・室堂ターミナルより500mにわたって最高17mの雪の壁の高原道路をウオ-キングできます。
 この日は富山市では30℃に近い気温になりましたが、ここでは午前9時で7℃、午後には最高気温が11、5度 お天気も快晴、風も無く、視界良好の中沢山の観光客の人達が思い思いにエンジョイしていました。
 富山地鉄立山駅(標高475m)から美女平(標高977m)までケーブルで7分登り、そこから高原バスで23km・50分間バスで室堂(標高2450m)まで一気に登ります。
 途中、称名滝や弥陀ヶ原、天狗平を見ながら徐々に高さを増していく雪壁の間をいくつものカーブを曲がり進みます。
4月29日 撮影

立山ケーブル駅にて(掲示板)

徐々に高さを増していく雪壁(弥陀ヶ原にて)

白一色雪に埋まる天狗平(バスの車窓より)

ようやく雪の大谷に到着(車窓より)

「こんな大雪の中、
       どうやって道を開けたのだろう?」

 3月上旬より約40日間氷点下5〜10℃の過酷な条件下で、毎年約15人の男の人達が純白の雪原に桂台から室堂まで延長約28kmの道を切り開いています。
 特に雪の大谷(雪の壁)の除雪・延長300m(積雪15m〜18m)の区間は、30トン級のブルト-ザー 2台(ハイド板 4.5m)で上部より崩し、谷側へ押し上げ落とし、順々に下部を切削しながら除雪していきます。この区間だけで約10日間程かかっています。
 今年の雪の壁の高さは17mでこの高さは6階建てのビルの高さに相当します。また雪の壁を良く見ますといろいろなしま模様が見られます、これで雪が降り積もる間の気象状況がわかります、うす茶色は中国からの黄砂、真っ白い層は寒波が続いた時、氷の層は暖かい日が続いた日などがわかります。

室堂ターミナルより室堂山(手前が雪の大谷)

雪の大谷のウオ-キング

人は歩道、高原バスは車道

沢山の観光客の人達が記念写真を撮ってます

雄山・大汝山・富士ノ折立と室堂
「標高2450mの室堂から」

 今日のお天気は素晴らしく2450mの室堂からの360度のパノラマは格別でした。
 大日岳(2501m)・奥大日岳(2611m)・剱岳(2998m)・別山(2880m)・真砂岳(2861m)・富士ノ折立(2999m)・大汝山(3015m)・雄山(3003m)浄土山(2831m)・室堂山(2668m)・国見岳(2620m)など青い空にくっきりと浮かびあがっていました。
 
 雪の大谷ウオークは5月6日〜18日まで再度新企画としてあるそうです。

奥大日岳(2611m)

剱岳(2998m)と別山

真砂岳(2861m)

おまけ・チューリップさん(三脚・セルフで)